春日井市 中日新聞販売店 鳥居松専売所

朝刊、夕刊、中日スポーツ、日本経済新聞も販売中!

*

プランタン平成24年2月19日号   ◆駅前で長年続く青果店◆

   

  春日井駅前の上条町にある「松岡商店」は昭和時代の懐かしい雰囲気を残した青果店です。ご主人亡きあと、松岡廣子さん、良典さん親子が頑張っています。

【小売店へ配達】
 同店はご主人の博さんの父親が戦争から戻った後、夫婦で創業。博さんは大学3年生の時に手伝い始めました。当時のお得意さんは小売の八百屋さんや食料品店で、市内各地に配達していました。昭和51年に廣子さんと結婚。その後八百屋さんが減り、ラーメン屋さんやレストランなどの仕事が増えました。

【大事な店を終わらせない】
 廣子さんは6年前に近くで念願の飲食店「めし太郎」を始めました。配達を手伝っていた良典さんはゆかりさんと結婚。幸せの最中に博さんの肺ガンが発覚しました。入院前の一週間で、博さんは良典さんに仕入れや店のことを全て教えたといいます。「おじいちゃんの作った大事な店を終わらせたくない」と良典さんも一生懸命覚えました。2年前に博さんが亡くなり、その後孫の空愛(そな)ちゃんが誕生。可愛い姿を見せられなかったのが残念です。

【冬の一番人気はみかん】
店舗でも青果の他、調味料、卵などさまざまなものを販売しています。冬の一番人気は規格外みかんで、安くて美味しいと評判です。お店に伺った1月初旬は、箱で買うお客さんもたくさんいました。昼間はパートさんに店舗をお願いし、良典さんが配達。廣子さんはめし太郎でランチの仕事をします。その後良典さんがめし太郎に入り、廣子さんが店舗へ。交代しながらフル回転で働きます。

【頑張って続けたい】
「主人が亡くなった時、一度は店をやめようと思いました。でも、うちの配達を頼りにしているお店やお年寄りのお客様がみえますからね。頑張って続けていきたいですね」と笑顔で語る廣子さん。博さんも応援していることでしょう。
       

松岡商店
上条町1の111 電話(81)5332

 - ミニコミ紙「プランタン」