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プランタン平成24年5月19日号   ◆共感しあうつながりを◆

   

「あいち発達障がい研究所」
が先月梅ケ坪町にオープンしました。開設したのは元愛知県立大教授の田中良三先生です。

【発達障がいとは】
 発達障がい児は、能力の違いが激しかったり、他者とのコミュニケーションが苦手な子どもたちです。狭い意味では学習障がいやアスペルガーなどを指します。特別支援教育では発達期にあって障がいを持つ人全般を対象としています。周りの知識や理解がないために孤立したり、辛い状況になる人も多いといいます。

【障がい児の成長過程を支援】
 田中先生は平成2年に発達障がい児のための民間の学校「見晴台学園」を名古屋に設立。自治体の障がい者基本計画策定にも関わり、発達障がい青年のオープンカレッジを開くなど、障がい児の成長過程の全てに関わる支援に取り組んできました。

【お互いを結ぶ場に】
 「多くの障がい児支援団体があり、障がい児について学ぶ先生も多いです。熱心に取り組んでいるものの、横のつながりがないのが現状。子どもが生き生きと人間らしく育つためには、乳幼児期から成人まで一貫した、共感しあうつながりが必要なのではと思います」と田中先生。退官を機に研究所を立ち上げ、フォーラムなど交流の場を設けて、お互いを結ぶきっかけにしたいと考えました。

【第1回フォーラム開催】
 4月20日には総合福祉センターで第1回目のフォーラム「人生に生きがいと輝きを」を開催。見晴台学園学園長の「発達障がい児の学校づくり」を始め、「地域の学校改革を目指す研究・実践」、「のびのび少年野球チームを育てる」といった3人の報告がありました。連携・協働の力を生かして、仕事や活動にいきいきと取り組む報告を聞き、会場いっぱいの参加者も活発に意見交換しました。今後は8月に「乳幼児の発達支援」、11月に「学齢期の支援」、2月に「卒業後の生活・就労支援」を予定しています。

問い合わせ先090(1561)5569、田中先生

 - ミニコミ紙「プランタン」